あなたの大切な人の命を守るかもしれないお話

「最近、元彼からメールがよく来るの。寂しくて死んでしまいたいなんて、書いてあって。。。」
こんな会話を、友達や家族の女性が(あるいは男性でも)したらどうですか?

昔の管理人であれば、「あーこの人、モテるんだな~」とか、「自慢話かよ」とか、その程度しか考えなかったと思います。しかし、NHKの番組を見て、この認識が180度変わりました。
かなり注意して話を聞く。場合によっては、直ちに行動しなければならないと考えます。


広告

危険度と、本人、家族の認識のズレ

なぜ危険は見過ごされたのか – NHK クローズアップ現代

東京都三鷹市で起こったストーカー事件。記憶に新しいと思います。この事件は、被害者と家族が警察に相談に行かれたその日に起こりました。この時、ご家族は「口頭、および文書で警告してほしい」と要望され、刑事手続きを取ることまでは、望んでいなかったそうです。

しかし、専門家(ストーカー被害対策に長年携わってきたNPO団体の代表)は、加害者のメールの内容や行動から、とても危険な状況にあったと指摘しています。

メールで「俺は死ぬぞ」「もう一度付き合わないと写真をばらまく」と書いてあったこと。相手に対して過度な要求を始める。自罰の気持ちを被害者に持たせる。これは、苦しませて振り向かせようとする危ない内容とのこと。

この段階で、「ストーカーのリスクあり」から、「かなり危険(第三者介入の必要あり)」に格上げ。

さらに、加害者の電話を着信拒否した後に、自宅近くで加害者の姿を2回見たそうです。(加害者は京都に住んでいた)この時点で、「きわめて危険(要避難)」だそうです。

もし、あなたなら

番組を見て、大変驚いたのですが、もしあなたなら、この状況で要避難とまで考えますか?そんな大げさな。。。相手も分かってくれるよと思われるのでは?(管理人がそうでした)

ところが、嫌と言うほどストーカー被害を見てきた専門家たちが、過去の事例をもとに徹底的に分析した結果だそうです。番組でも何度か言ってましたが、危険な状況に対して、被害者および家族(あるいは警察も)が危険と思っていない認識のズレが危ないとのこと。危険が迫っている場合には、本人の意向を越えてでも、守る必要があるとのこと

過去の反省から

番組では、あと2つ。警察および地域ぐるみのストーカーへの取り組みが紹介されていました。

兵庫県警の取り組み

兵庫県警では、過去のストーカー犯罪の苦い経験から、独自のチェックシートを作って相談に乗っているそうです(過去1000例ものストーカー被害のデータから)。印象的だったのは、被害者が遠慮して手続きに踏み切れないケースでも、場合によっては、手続きを(被害者に)すすめることもする。積極的に、様子を見に行く、電話連絡を取るなど、早めに危険な芽を摘み取っているとのことでした。

アメリカ、シアトルのケース

アメリカ、シアトルでは、ストーカー被害で女優さんがなくなったいう過去の苦い経験から、地域ぐるみでストーカー対策を行うという積極的な考え方をしています。

ストーカーに関する情報を、警察・被害者団体、学校・職場、地域コミュニティが共有。もし、ストーカーを見たら誰かが必ず、被害者団体および警察に通報する。そして、捕まえに行く。本人に危険な意識がなくても、危険の芽を摘み取るというものです。担当者の

繭(まゆ)のような防御ネットを張る

という言葉が印象的でした。地域ぐるみで、繭のように被害者を守るという考え方です。おかげで、18年もストーカー被害が出てないそうです。

最初に相談された人が的確な知識を持っていることが非常に重要

この記事を書こうと思ったのは、最初に相談された人が的確な知識を持っていることが非常に重要と、専門家の方がコメントされていたからです。

相談された人が、そんなのたいしたことないよ(昔の管理人のように)と言ってしまうと。本人が、一人で処理できないほどの悩みを抱えてしまう。

そんな時、周りの人が警察に相談に行こうと言えることが大事とのこと。たまたま、この記事を目にしたあなたにも、頭の隅に置いて欲しいお話です。

関連リンク

「○○県 ストーカー」などで検索するといいと思います。
兵庫県警ストーカー対策課のように意識の高い警察官がいれば安心ですが、まだまだ警察官の中でも認識のズレがあるのは否めないと思います。複数の人に相談してみるという考え方もありかもしれません。

追記 2014/4/5 毎日新聞より

newspaper001

今日の毎日新聞(2014/4/5朝刊)に兵庫県警の取り組みと、簡単なチェックシート。全国の警察に意識を広げていこうとの取り組みが紹介されているようです

google広告

同カテゴリ記事関連リンク ピックアップ

コメントを残す

*

このページの先頭へ