がんばるべきか?辞めるべきか?その時期の見極めが大変だ

自分のスキルを活かして起業するのは、現代人のキャリアにとって必須の選択肢と言えるでしょう。しかし、その選択肢を持つならば出口戦略の一つである廃業という選択肢についても考えておくことも大事だと思われます。

賢者は歴史に学ぶといいますが、ヒントになるのが先人達のケース。隆盛を極めた産業が衰退に向かうときなど、そのターニングポイントがどこだったか、また、そんな時にどんな対策を打ったか知識として持っておくことは損しないと言えるでしょう。

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ネタ元はこれ。週刊ダイヤモンド(2011/12/17号)の「廃業のススメ」」。古い雑誌を整理していて見つけました。


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ケース1 昔は儲かってたビジネスホテル

栃木県内で100年続いてきた老舗旅館の3代目社長は、時代の変化の波を読んでビジネスホテル業に切り替えた。当時は某有名家電メーカー、自動車メーカーの工場が進出してきてビジネス需要がたくさんあった。ネット技術の発達(テレビ会議で済むようになる)、修繕改善費の負担(耐震構造強化)、周りとの競争強化で宿泊単価を下げざるをえない。ピーク時の4分の1の収入にまで落ち込んだ。

この時、地方銀行の担当者で廃業を決めた。「できない約束はしちゃダメだ」

いざ廃業してみると事態は好転し始めた。次の事業は駐車場の管理ビジネス。キャッシュフローの改善で、利益そのものが大幅に出るようになった。早いうちに事業の方向性を決めることで迷惑をかけずに済んだ。。。

ケース2 昔は儲かっていたゲーム開発

京都府でソフトウェア会社を経営していた男性は創業14年目にして、柱となる事業を失い迷走していた。それまでの稼ぎ頭は人気ゲーム機「ニンテンドーDS」用のソフト開発下請けだった。しかし、ゲームもできるスマートフォンの普及によって仕事が激減。金融機関からの借金は2億円に膨れ上がっていた。

そんなとき、急性のガンと診断される。それでも死の恐怖より会社の資金繰りで頭がいっぱいで、保険金すら運転資金に回したとのこと。独自のソフト開発プロジェクトに着手してしまったのが運の尽きだった。このとき本心でアドバイスしてくれる相手が欲しかった。

自分が得意なことと相手が求めることと

今まで自分がやってきた得意なことを環境の変化から辞めるという決断をするのは本当に大変なことだと思います。

週刊ダイヤモンドでは、「事業」という観点から話を進めていますので、キャッシュフローが回らないならという厳しい視点から、事業の継続か、継承か、廃業かを選ぶということについて書かれていますが、ここではあまり難しいことは考えずに、単にお客さんに受け入れられるか?ということを考えておくのは損しないお話だと思います。

あなただったらどうします?

  • 今まで宿泊されていたお客さんの別のニーズを満たせるか?
  • 任天堂DSでゲームに夢中だった人たちのニーズは?

そして、今あなたが携わっている業界ではどうでしょうか?

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