「最近、眠れないんだよ。。。っていうか寝た気がしない。。。」
身近に、こんな人いませんか?
熟睡感が得られず、起きたときの爽快感がなく、疲れやだるさが残っている。
っで、話を聞いてみると、ちゃんと8時間近くはベッドに入っている。
運動とか、アロマとか、音楽とか、枕とか、マットレスとか。。。
いいと言われることは全部やってるんだけど。。。
っで、こんな人に目からウロコの簡単な解決方法、テレビで見つけたんです。(NHKのためしてガッテン)
今日は、そんな体調・健康に関する損しないお話
眠らなければいい
不眠で困っている方には、「え?」と言われそうな、乱暴な言葉ですが、
番組を見た管理人の感想はこれ、かなり的を得ていると思います。
というのも、ずーっと起きていることって、人間はできないそうです。
眠りが必要だと感じたら、人間は生命を維持するために本能的に寝てしまう。。。
広告
条件反射での例えが分かりやすい
眠れない。。。という人にとって、心がけている
音楽を聞く、アロマを利用する、などの習慣はかえって逆効果に働く場合があるそうです。というのも、
眠らなければ、と思って眠れない。。。
これは番組内では、すっぱーーーい梅干しに例えられていました。
日本人の我々は、梅干しを見ると条件反射的に、唾液がでる。
食べたときのすっぱさを緩和させようと体が反応するんでしょうね。
っで、眠る前の習慣って、これに近いそうで、
やると「眠らなければ→眠れない」を条件反射的に呼び起こすようです。
眠りに対する迷信
- 一日7~8時間が適正な睡眠時間
- 横になっていると休まる
我々が睡眠に対して、考えているであろう上記のようなこと。
これって、実は迷信だそうです。
時間に関しては、8時間ぐっすり眠れるのは、20代くらいまで。
年令が上がるにつれて必要な睡眠時間も減ってくるとのこと。
逆に8時間も寝床にいれば、眠れない時間を悶々としてしまう。
眠りに問題がない人が、横になっているのは体を休めることができるが、
眠れない不安がある人は、かえって脳が覚醒してしまうそうです。
眠くない時は寝室を出たほうがいい。
寝室へ行くのはバタンキューの瞬間だけ。
薬も、お金も使わない睡眠改善方法
番組で紹介されていた、薬も、お金も使わずに、不眠の患者さんが、眠れた!と喜んでいた方法があります。
それは、いつ眠れて、いつ眠れなかったかを、時間ごと記録すること。(睡眠日誌と言っていました)
これは、棒状の何も書いていないグラフ、24時間の時間帯が区切ってあるものが、1週間並んだものです。
ここに、寝床についたけど起きていた時間、うつらうつらしていた時間、ぐっすり寝た時間を書き込みます。
これは、番組のホームページから印刷できます。
管理人の家で印刷したものです。
例として紹介されていた睡眠アドバイス
これは、ある患者さんの睡眠内容。(例として提示されていたものを、管理人が目で見て書いてみました。)
乱雑な書き方で、申し訳ない。
- 黒く塗っているところがしっかり寝ている時間。
- 少し薄めに塗っているところが、うとうとしている時間。
- 四角でかこって何も塗ってないところが、寝床にいたけど眠れなかった時間
この方は、基本0時にベッドに入って、8時に起きるよう心掛けているけど、
なかなか上手にできていないことが分かります。
そこで。。。
まず、本人が何時間寝たいか。。。は置いておいて、
実質、この人は一日何時間ぐっすり眠っているか?を計算するそうです。
黒く塗ったところを足して平均するようです。
すると、5.5時間がこの人の実質睡眠時間と計算。それに30分を足した6時間が必要睡眠時間と考えるみたい。。。
(管理人の記載は、ちょっと乱雑でなってないかも、ご勘弁を)
っで、朝の時間を考えると7時以降はベッドにいるけど眠れていないことが多い。
夜も1時より以前は眠れてないことが多い。
だから、深夜1時までは寝室に入らないで起きておいて、1時から7時まで眠るように、アドバイスするとのこと
やってみた人の感想は、、、
「もうびっくり、寝つきもよくなったし、朝まで目が覚めない。」
「朝から元気に会話ができるので普通の人に戻ったなという感じがある。」(奥様談)
放送から勉強になり、感じたこと
今回の記事は、「ためしてガッテン」の2013年9月25日の内容です。
ふぁ~極上の熟睡感!グッスリ朝まで眠る術 : ためしてガッテン – NHK
番組の公式ホームページは、みんなに正しい情報を伝えるために、
ちょっと表現も固く書いているところもあります。
もし、管理人の家族や友達が不眠に悩んでいたら、こんな風に語りかけるよ~という感じで、
パクリじゃなくて、オマージュしました。。。つもりです。
関連リンク
スタジオでの解説は、国立精神・神経医療研究センターの三島和夫さんがされておられました。
同センターの 睡眠障害センターについてリンクしておきます。睡眠日誌のエクセル版なども上記リンクからダウンロードできるようです。