今日は、海外旅行で損しないというお話。
海外ツアーや旅行を予定しているあなた。
この数字、ちょっと頭に留めてほしいんです。

28人に1人

海外旅行者で、事件や事故、急病などのトラブルにあった人の割合です。

 

海外旅行で事故などのトラブルにあう確率

先日の朝日新聞の記事(20121124土朝刊より引用)より

・JTBグループのジェイアイ損害火災保険によると、昨年度2011年度。同社の海外旅行保険加入者のうち事件や事故、急病などのトラブルにあった人は3.58%。28人に一人。

意外と多い。。。管理人の印象はそうでしたが、あなたはいかがですか?
学生時代を思い出すと。。。クラスに一人ぐらいはという印象でしょうか?

っで、同じ朝日新聞の記事に、こんな内容が出ていました。

東京海上日動火災で実際にあったケース。
・スペインで風邪をひいて、注射と薬を処方してもらったら、12万円かかった。
・脳出血で手術、日本への搬送で2千万円かかった。
いずれも、海外旅行保険に加入しており、自己負担なし。

風邪をひいた12万円。。。脳出血は、ちょっと特殊・・・とも言えなくもない。
健康管理は十分気を付けていてもやっぱり怖いですよね。
これに、事故の確率とか考えたら・・・。

保険は、不幸にして起こってしまったアクシデントの時、
対応できるお金を手に入れる。その権利を買うという性質のものだと思います。

旅行先、慣れない環境で風邪をひいた。。。ウィルスの環境も違うだろうし。。。
だけど、その時はしょうがない12万円くらいなら、勉強だと思ってあきらめるという覚悟がある人は、入らなくてもいいんでしょうが。。。

管理人は、海外旅行の経験はありませんので、行く場合は必ず保険に入ると思います。


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民間保険に入らなくても、保障されているのはどんなケースか?

民間保険に入らなくても、保障されているケースがあります。
旅行の約款を読むと書いてありますので、目を通しておきましょう。

・旅行会社の契約約款には事故で客が死傷した場合、主催者側の過失の有無に関係なく特別保障金を支払うと記されている。金額は各社共通。死亡が最大2500万円。入院見舞金が最大40万円。

ちょっと見てみましょうか?
「海外旅行 ツアー 旅行会社」で1位に来る阪急交通社さん

旅行業約款企画旅行特別補償

なるほど、確かに死亡の場合など上記の金額が記載してあります。
しかし、条件もかなり細かく書いてあります。
補償金を支払わない場合についても結構書いてあって、払われるケースはどんな場合なんでしょうか?

ルックJTB・JTBお買得旅・Web専用商品 旅行条件書(海外募集型企画旅行)
特別保証の項目参照

JTBは「自由行動中のスカイダイビング、ハンググライダー搭乗、超軽量動力機(モーターハンググライダー、マイクロライト機、ウルトラライト機等)搭乗、ジャイロプレーン搭乗その他これらに類する危険な運動中の事故によるものであるときは、当社は本項(1)の補償金及び見舞金を支払いません」とあります。

どこまでが大丈夫か?といったことも、あらかじめ聞いておいたほうがよさそうですね。

 

管理人が海外旅行保険を選ぶなら・・・

自分が海外旅行に行くなら、、、どの保険会社を検討するかな~とちょっと考えましたが、
まずは、この2つを当たると思います。

ジェイアイ損害火災保険

東京海上日動火災

理由は単純。上記新聞記事で紹介されているから。
ジェイアイはJTB関連、東京海上は大手ですよね。

ジェイアイのほうが、ネットからも契約できるし、営業店舗で詳しくお話も聞けるような上手な紹介の仕方になっていますので、
管理人ならジェイアイから、まず当たって知識をつけていくの方法で、損しない海外旅行にしたいと思います。

 

押さえておきたい知識3つ

クレジットカードの付帯保険をチェックする

前述朝日新聞の記事

・多くのクレジットカードには海外旅行保険があらかじめついている。だが、年会費無料のカードには保険の限度額が低かったり、旅行代金をカードで払わなければ保険金が出なかったりするものもある。

そういえばそうですよね。クレジットカードの付帯保険をチェックしておきましょう。
ただし、いろんな記事を見ても異口同音にちょっと低いのでは・・・とあります。
ご自分の保障内容。それに条件(カードで旅行代金を払わないといけないとか、あります。)

念のために、もう一度電話で確認したほうがよさそうです。

 

旅行会社をチェックする

観光庁のホームページは、以前行政指導が入った旅行会社をチェックすることができます。

旅行業・宿泊業関係情報(画面中段、旅行業者ネガティブ情報が該当と思われます。)

また、観光庁ができる以前の行政指導は、国土交通省のサイトでチェックできます。

国土交通省ネガティブ情報検索サイト(旅行部門で検索できます)

かなり大手旅行会社も含まれているし、書いてあるからといってダメというわけではありません。知識として知っておきましょう。

ちなみに、先日中国万里の長城で死亡事故があった旅行会社さんは、何度か名前が出てきます。
特定の業者さんのネガティブな情報を出すのは、気持ちのいいものではありませんが、
あなたが旅行で損しないために、情報として掲載しておきます。

 

渡航先の情報収集

外務省、海外安全ホームページ

このページは一度チェックしておいてください。
日本人が、海外でトラブルにあわないための情報が分かりやすく細かく記載されています。

保険って、いざという時のために買う商品ですが、使わないのが一番いいと思うんです。その時に大事なことってやはり知識だと思います。

ぜひ、目を通すだけでも。そして、安全で楽しい海外旅行の思い出を作ってください。

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