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家族で結婚していないのは自分だけ。お母さんやおばあちゃんに相談したら、「選り好みのし過ぎよ。真の愛は期待していないときに訪れるものよ」と言われる。ネットで出会いを探してみるものの出会うのはひどい男性ばかり。

しかし、一念発起して戦略を立てて、ネット婚活をやり直したところ、見事理想の男性とゴールイン。娘さんも生まれて幸せに。ドラマのようなうらやましいお話ですが、これ実話なんです。

NHKのスーパープレゼンテーションという番組で、この女性が講演されていた内容がとても興味深かったのでご紹介します。その女性曰く、「選り好みはしてもいいんです。大切なのは・・・。」


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仕事が忙しく片手間に行っていた婚活は

女性の名前は、エイミー・ウェブさん。日本への留学、IT関連での起業など多忙な毎日を送って、気が付いたら30代。家族から結婚しろと言われるようになったそうです。

でも、仕事の片手間に行う婚活なので、あまり上手くいかなかった。プロフィールも書くのは面倒で履歴書からコピーをしていたとのこと。

それでもデートのお誘いは来ていたそうです。でも酷かった。一例として一人の男性は、あるレストランでこちらの好みも聞かないで大量に注文。途中、トイレに退席して二度と戻ってこなかったそうです。ちなみに請求書の支払いは、一月の家賃分だったとのこと。

自分を魅力的に見せるには何が必要か?さらに失敗から学んだこと

管理人がとても感心したのは、ウェブさんは分析や戦略を立てるが得意で、問題解決(この場合ネット婚活)にそれを活かしているところ。実に起業家らしいアプローチです。

自分が求める理想の男性像を条件は?

まずは、自分が結婚相手として相手に臨むことを片っ端から書き出したとのこと。72項目も出てきたそうです。ユダヤ系であること。同じ文化の人がいい。仕事熱心はいいが、働きすぎはだめ。子供は二人欲しくて同じ教育方針の人など。この中で、どうしても譲れない最優先の条件は1軍。どちらかと言えば満たしてほしい条件を2軍に分けて考えたとのこと。

明確に目標を絞り込むというこの作戦は効果的で、理想的な男性に巡り合えたとのこと。。。しかし、フラれてしまったそうです。競合相手がいるんだと改めて認識しなおしたとのこと。

モテる女性の条件を分析する

今度は、男性ではなく女性のプロフィールを分析をしたそうです。魅力的な女性の条件とは?プロフィールでは長い文章を書かないが、内容がとても上手い。ポジティブな言葉や女性、愛など抽象的な言葉をよく使っている。また、プロフィール写真も大事。モテる女性は肌を露出していてキレイ。自分の写真と比べると対照的だった。

そこで、自分のプロフィールをもう一度書き直したそうです。もちろん、写真も撮り直し。今までに考えられないほどの男性からのお誘いがあったとのこと。

今度は、理想の男性とめぐりあい結婚。今では、娘さんも生まれて幸せに暮らしているとのこと。

アルゴリズムは自分で作り出すもの

「恋愛のアルゴリズムはネットにあるものでなくて自分で書くもの。婚活にしても生きがい探しにしても、起業にしても。自分でやり方を考えてみる、そして、いくらえり好みしてもいいんです。」

スピーチの最後に話したこの言葉がとても印象的でした。アルゴリズムとは問題を解決する手順のようなことをいいますが(この場合結婚相手を探すこと)、それを自然に任せるとか、他人のマッチングに任せるのではなく自分でやるのだと。道は自分で切り開いていくのだと。ビジネスにも十分応用できそうな、聞いておいて損しないお話。

感謝:キャプチャ写真はflickrより引用しました。ajariさん、素敵な写真をありがとうございます。

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