先日、ワールドビジネスサテライトに、グーグル会長のエリック・シュミットさんのインタビューは印象的でした。

優れたエンジニアとチームを組んでクリエイティブに仕事をするのに、日本のやり方は問題がある。トップダウンでこうしろ、ああしろというやり方とのことでした。

グーグル会長単独インタビュー:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京(2014/11/04放送分)

以下、管理人がメモした内容。

・企業は人によって運営されていることを忘れてはならない
・従業員がより良いアイデアを思いつくことがとても大事。
・エンジニアの自由な発想こそがグーグルの成長のエンジン
・日本企業は構造的な欠陥がある。多くはトップダウンで物事を進める。そうではなく、エンジニアがアイデアを出し、その選択肢の中から上司が選んだ方がいい。
・日本のロボット会社も4,5時間で買収が決めたとのこと。
・天才たちを一つの箱に入れておけば勝手にイノベーションを起こす。ほとんどすべての買収の目的は技術の専門家チームを買収すること。

たしかに、最先端にいるエンジニアのほうがいいアイデアが浮かぶというのは納得が行きますが、マーケットを無視したマニアックな商品を作らないか。。。とか、会社の方向性とは違う商品を作らないかという不安もあると思います。その整合性をどうとるんだろうか?と思いながら見ていました。

ちなみに、シュミットさんは「How google works(いかにグーグルが働くか?)」という本を出されています。その中に何かヒントがあるのかもしれないです。管理人も注目しています。

感謝:キャプチャ写真はflickrより引用しました。Robert Scobleさん、素敵な写真をありがとうございます。